1.経営コンサルティング




1.経営コンサルティング業務

① 管理・経営企画業務の支援

 商品開発や営業などの「攻め」は強いのですが、リスクマネジメントなどの「守り」には滅法弱いというのが、中小・ベンチャー企業にはありがちです。
 売上が立たなければ会社は存続できないので、優先的に営業面に注力するのは当然です。売上に繋がらないコストは掛けたくないですよね。

 ところが、

  • 口約束を信じて案件に取り組んだら、相手が支払ってくれない
  • 商品開発がずれ込んだため、資金が底をつきそうだ
  • 残業代の支払いを求めて、社員が労基に駆け込んだ

といったトラブルは、日々発生します。

 一度トラブルになってしまうと、弁護士などの専門家に頼らざるを得ず、解決までの痛手(金銭的にも時間的にも)は大きなものとなります。
 こういったトラブルの大半は、事前にリスク想定して準備していれば予防できたものがほとんどです。
「契約書を作成する」、「資金繰り表を作成する」、「労務管理を行う」といった、言わば当たり前のことに手が回らない会社が、意外と多いのです。手が回らないというよりも、むしろ「知識がない」と言う方が正しいかもしれません。どのようなリスクが考えられ、何をしておくべきか、事前に想定しておくだけでも心構えができます。

 最低限の経理スタッフだけはいるが、それ以外の管理機能はほとんどないというのが、中小企業の実態です。管理業務全般に目が届く人材を社員として雇用しようとすれば、相応の報酬が必要ですが、ある程度の規模に会社が成長するまではなかなか手が出せません。
 当社では、複数の上場企業でのマネジメント経験をもとに、「社長の相談相手」「社外の経営参謀」として、管理・経営企画業務全般の業務支援を行っています。

 

 

② 事業計画策定の支援

 事業計画というと、「机上の空論」「理屈よりも実行」などと言われることがよくあります。そのとおり、使わなければただのムダでしかありません。

 しかし、よく考えてください。
 社長のお考えは、社員の皆さんにちゃんと伝わっていますか?
 そもそも、社長ご自身、目指す方向が明確になっていますか? 「意思」を持って、経営の舵を切ろうとしていますか?

 計画は社長の「意思」を表したものに他なりませんが、一方でそれは仮説でしかありません。実行して初めて、現実とのギャップが浮き彫りになってきます。そのギャップこそが、会社が抱える「課題」なのです。そして、そのギャップを埋めるための「対策」を考え、再び実行していく。その繰り返しにより、目指す方向に向かって、会社は進んでいくのです。
 意思がなければ、舵を切らなければ、現状は変わらない。当たり前のことです。

 社長自身が意思を持って計画を策定することで、

  • 会社の現状や課題が再認識できる(現状分析)
  • 今後の目指すべき方向や、それに向けた打ち手が整理できる(戦略)
  • 今後の目指す姿を数値で理解できる(具体化)
  • 経営トップと社員との理解ギャップを埋めることができる(共有)
  • 計画の実行・検証・改善を繰り返すことで、PDCAサイクル(計画: Plan→実行: Do→検証: Check→改善: Action)を回せるようになる(PDCA)
  • ステークホルダー(金融機関・投資家・事業パートナーなど)に説明できる(説明ツール)

といった効果が見込めます。

 計画へのチャレンジと達成を繰り返すことで、企業は成長していきます。
 事業計画を策定し、企業のさらなる発展を目指しましょう!

 

 

◇ コンサルティング実績

<経営コンサルティング>

・サービス業  事業承継した新経営陣向けに、会社分析資料の作成
・製造業  新規事業のビジネスプラン策定
・通販会社  第三者割当増資に対する助言・支援
・製造業  月次財務分析資料の策定
・サービス業  投資家向け説明資料の作成および資金調達交渉の支援
・製造業  事業提携に向けたプランニング・契約内容の策定支援
・EC会社  資金繰り計画の作成、投資家向け事業計画の作成
製造業、サービス業  専門家(弁護士・弁理士等)との相談の際のフォロー
・サービス業  管理会計フォーマットの整備        など