ホームページを自力で作成してみた

みなさんこんにちは。

 今回、会社を設立し、まず最初に行ったのはホームページの作成です。
 中小企業では、ホームページがそもそもないとか、スマホ対応していないという所がまだまだ多いのが現状です。
 しかし、新たな会社と取引をしようと考えた際には、まずは相手先のホームページをチェックするのがごく普通になった現在、ホームページがないというのは大きな機会損失に繋がります。

 ホームページを作成しようとすると、「そんなノウハウ持ってないし」とか、「外注したら結構掛かるでしょ」とか、思いますよね。
 私も、つい最近までそうでした。
 でも今回、中小企業向けのコンサル会社を設立するに当たり、「これも経験だ」と思って自作してみました。
 その結果、たいへん安価かつ短期間で作成できました!
 超初心者でもなんとかなることが分かりましたので、ご参考までに手順をお伝えしますね。

 

①レンタルサーバーの契約

 最初に、レンタルサーバーの契約が必要になります。
 私はエックスサーバーのX10プランを使いましたが、1年契約で、月額@1,000円(税別)です。
 え、サーバーってそんなに安いの、と思いませんか?
 でも、これでもまだ高い方で、もっと安価なレンタルサーバーがたくさんあります。
 私がエックスサーバーに決めたのは、いろいろな紹介サイトでの評価が高かったことと、自動バックアップ機能が無料で付いていたことです。
 ITスキルに全く自信がない私としては、ボタンをチョイとクリックしたら全部消えちゃった・・・、というのはまさに悪夢ですから。
 という訳で、エックスサーバーへのお支払いは、1年間契約で16,200円(税込み)でした。(初回手数料3,000円+年間利用料12,000円=15,000円+税)

エックスサーバー  https://www.xserver.ne.jp/price/price_x10.php

 

②ホームページ作成ソフト

 次に必要となるのが、ホームページ作成ソフトです。
 10年くらい前ですと、ホームページビルダーをCD-ROMで買って、みたいな感じでしたが、今はもっと簡単です。
 ワードプレス(WordPress)というソフトが、利用できます。
 しかも無料で!
 ワードプレスは、世界中で広く利用されているオープンソースのソフトで、「テーマ」と呼ばれる多数のテンプレートや、「プラグイン」と呼ばれるこれまた多数の補足機能が利用できるようになっています。
 契約したレンタルサーバーに、このワードプレスをダウンロードする必要があるのですが、エックスサーバーの場合は、非常に簡単でした。ダウンロードボタンを押せばほぼ終わり、みたいな感じでした。
 ダウンロードした後は、いろいろなテーマ(テンプレート)を見て回ったりして、いじってみましょう。

 

③コンテンツの記載内容作成

 サーバーも契約し、作成ソフトも手に入ったので、いよいよコンテンツの作成です。
 その前に、入力するテーマ(テンプレート)を決める必要がありますが、コンテンツを入力した後でも随時変更できますので、とりあえず気に入ったものでスタートすれば大丈夫です。

 会社概要と事業内容だけでは味気ないよなあ、やっぱりご挨拶とか想いみたいなものも欲しいよねえ、でも自分で書いてると何か恥ずかしいな、などなど。
 結局、一番時間と手間が掛かるのは、この記載内容です。
 この点は、ホームページ制作を外注したとしても、手間としてはほぼ変わりません。
 しっかり考えましょう。

 

④コンテンツの入力

 記載内容が固まったら、ワードプレスへの入力です。
 まず、文面の入力は非常に簡単です。
 普通に入力してもよいですし、Wordなどで作成したものをコピペすることもできます。
 ただ、1字下げるとか、行間を調整するとかいった、体裁を整えることに少々手間取ります。
 元々、海外のオープンソースソフトなので、日本語独特の習慣には対応していないのでしょう。
 こういった点は、様々なプラグインで対応出来たり、ネットで調べると多数の情報が拾えますので、それを参考にすることができます。
 次に、写真などを添付しますが、添付自体は非常に簡単です。
 難しいのは、貼り付けたい場所にうまく動いてくれないこと・・・。
 この点は、私も試行錯誤中です。
 ここまで来れば、ホームページとしての体裁はほぼ整います。

 

⑤スマホ対応

 ワードプレスが優秀なのは、PC版・タブレット版・スマホ版を、クリック一つで切り替えができること。
 一つのテーマ(テンプレート)に入力すれば、PCでもスマホでも見られるように、自動で対応してくれます。
 ただし、PC版のホームページは横長、スマホは縦長なので、PC版をベースに作成したものをスマホで見ると、レイアウトが崩れたりということが起こります。
 この点もネットで多数の情報があるのですが、超初心者の私ではまだよく理解できないので、いったんはスマホで見た際にも大きく崩れないようなレイアウトにすることで対応しています。
 出来栄えに多少の不満はありますが、ひとまず公開できそうなものができたかな、といった感じです。
 自分で作成しているので、極端な話、毎日修正を繰り返してもよい訳なので、随時手を入れていこうと思います。

 

 以上で、ホームページ作成およびスマホ対応が完了しました。
 結局、掛かった費用は1年間のレンタルサーバー代16,200円のみ、期間は1週間ほどでした。
 ただ、1週間掛かったとは言っても、コンテンツ内容の作成に半分ほど費やしたので、実際の作成・入力に掛かったのは3~4日です。
 もちろん、ある程度の事業をされている会社でしたら、もっと作りこんだ内容にする必要はあると思いますが、最低限のものであれば費用も時間もほとんど掛からないことが分かりました。

 まだホームページをお持ちでない会社、スマホ対応していない会社がありましたら、ぜひ作成してみてください。
 作成していない機会損失の方が、圧倒的に大きいはずです。

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